尾花沢市の地域おこしグループ「福原ふるさと塾」(菅野誠治代表)と福原小(三浦千賀子校長)の5年生18人は5月30日、同市名木沢地区コミュニティセンター脇で田んぼアートの田植えに取り組んだ。
今年は校内の投票で選ばれた二つの児童作品を、5色の稲を使い分け浮かび上がらせる。一つは市特産のスイカを手にした、ご当地キャラクター・ゆきごろう。もう一つは、4校による福原小統合10周年にちなみ、四つ葉のクローバーと「10」をあしらったTシャツ姿の女の子だ。
子どもたちは図柄に沿って張られたひもを手掛かりに苗を植えた。転びそうになったり、手足や顔が汚れたりしても平気といった様子で、泥んこになるほどに笑顔は輝いた。図柄を考えた菅野結愛(ゆあ)さん(10)は「絵が浮かび上がるのが楽しみ」、同じく岩崎べにさん(10)は「尾花沢の魅力を知ってほしい」と願った。
見頃は6月末から8月中旬で、田んぼ脇の展望台から観賞できる。
|
|