山形伝統芸能振興(山形市、平井康博社長)による「やまがた舞子」の第14期生お披露目会が2日、山形市の老舗料亭四山楼で開かれた。3年ぶりの入社となった4人がデビューし、初々しく優雅な舞を披露した。
入社したのは、いずれも県内出身の豆はなさん、ゆめ花(か)さん、美咲さん、栃木県出身のまつりさん。地元関係者約70人が見守る中、先輩舞子のすみれさんも加わり、「潮来出島(いたこでじま)」「六段くづし」「山形小唄」の3曲を披露した。
春先から稽古に励んできた。豆はなさんは「同期で励まし合いながらこの日を迎えることができた。お座敷では笑顔を忘れることなく、お客さまを楽しませることができるように頑張っていきたい」と話した。
やまがた舞子は1996年に誕生した。新型コロナウイルス禍でも伝統芸能の継承に努め、現在、所属する舞子は計5人となった。
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