6月5日を「空気の日」と制定している朝日町で2日、「空気に感謝する議会」と銘打った町議会6月定例会が開会した。本会議前に議員と町執行部が両手を大きく広げて深呼吸し、空気の大切さを再確認した。
同町に空気をご神体とするモニュメント「空気神社」があり、町は1992年に「世界環境デー」の6月5日を空気の日と定めた。空気に感謝する議会は同神社で開かれる「空気まつり」の前に、2013年から毎年実施している。
議員と執行部は空気神社の本殿をかたどったネックストラップを着用し、ゆっくりと深呼吸した。今定例会ではまた、町の花のヒメサユリ、町の木のブナの幼木を議員らの卓上に飾る。鈴木浩幸町長は「改めて町のきれいな空気を大切にしたいと実感する。深呼吸をして、気分もいい」と新鮮な空気の大切さを感じた様子だった。
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