山形市西山形地区特産のスモモの生産について学ぼうと、西山形小(山口雅和校長)の5、6年生16人が2日、近くの果樹畑を訪れ、摘果作業を体験した。
同校では長年にわたり、JAやまがた西部果樹組合スモモ部から提供を受け、スモモ給食を行っている。児童は栽培過程を知り地元の農業に理解を深めようと、2年前から西村明彦さん(71)=同市柏倉=の畑で体験学習をしている。
この日は同JA西部営農センターの須藤里菜さん(27)から、摘果の必要性や生育状況などの説明を受けた。雨が降る中、子どもたちは密集したり、傷がついたりしている「大石早生(わせ)」の実を選び、摘果した。5年太田湊君(10)は「(昨年体験した)6年生から教えてもらいながら作業をした。食べられる日が楽しみ」と話した。児童は7月上旬に収穫も体験する予定。
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