緑豊かな環境保全へ決意　やまがた森の感謝祭・山形市植樹祭

　やまがた森の感謝祭・山形市植樹祭が3日、同市門伝の板橋山で行われ、森づくり宣言やスギの植樹を通じ、参加者が緑豊かな自然環境に感謝しながら森林保全の決意を新たにした。

　県、同市の恒例イベントを本年度は併催。県内各地の緑の少年団、企業や林業関係者など約350人が参加した。吉村美栄子知事、佐藤孝弘市長のあいさつに続き、森づくり活動に取り組む企業・団体を代表し、山形日産自動車・日産プリンス山形販売、山形銀行、山形信用金庫に県ＣＯ2森林吸収量認証書を授与。山形市有林管守人として森林保全などに貢献した大友憲一さん、佐々木勝則さん、奥山進也さんをたたえた。

　緑の少年団を代表し、山形市東沢小の児童らが「森づくり宣言」を行った。参加者全員で少花粉スギのコンテナ苗を計1440本植樹し、戸沢村の義務教育学校・戸沢学園6年の安食空央（あお）君（11）は「簡単に植えることができて驚いた。森を大切にしていきたい」と話した。

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