県職員２人、天童でサクランボ収穫作業　副業制度「チェリサポ」利用

　「やまがたチェリサポ職員制度」を利用し県職員2人が4日、天童市の王将果樹園でサクランボ「紅さやか」の収穫作業を行った。

　2人は村山総合支庁総務課職員係長の加藤恵理さん（32）と健康福祉部健康福祉企画課主事の戸沢亮太さん（25）。加藤さんは「農業の役に立っている実感がある」と笑顔。戸沢さんは「若芽をつぶさないようにする力加減が難しい。現場で生の声を聞くことができ、仕事にも役に立つと思う」と充実した表情だった。

　園主の矢萩美智やまがたさくらんぼファーム社長（47）は、高齢化や人口減少を背景に短期の労働力確保が難しくなっているとし「葉摘みなども手伝ってもらえて大変ありがたい」と歓迎した。

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