北ミサイル、身を守るには 高畠で避難訓練、本県付近に落下想定

2023/6/6 21:24
屋外から施設内に逃げ込み、頭を抱えてしゃがみ込む参加者=高畠町文化ホールまほら

 北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射を受け、住民参加型の避難訓練が6日、高畠町高畠地区で行われた。先月31日に北朝鮮が軍事偵察衛星打ち上げに失敗し、2回目発射が懸念される中、参加者は緊張感を持って避難方法を確認した。

 訓練は、午後2時に弾道ミサイルが発射され、本県付近に落下する可能性がある-との想定で行われた。全国瞬時警報システム(Jアラート)が発動し、防災行政無線とメールで避難指示を出した。町文化ホールまほら駐車場にいた参加者は同ホールに駆け込み、通路上で頭を抱えてしゃがみ込んだ。迎撃成功の一報が入ると、安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 国や県、町が主催し、町内の自主防災組織のメンバーや公立高畠病院の入院患者など80人が参加した。

記事・写真などの無断転載を禁じます

関連写真

写真・画像の無断転載を禁じます。
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]