2021年の東京五輪で金メダルを獲得したブルガリアの新体操メンバーが26日から、当時ホストタウンとして交流を深めた村山市を訪問する。演技の発表のほか、トークショーや記念碑の除幕、学校訪問、地域住民との交流会など、7月2日まで、凱旋(がいせん)記念と銘打ってさまざまなイベントが予定されている。
選手たちは五輪終了直後も同市に戻って市民らの慰労会に参加することになっていたが、新型コロナウイルス感染の影響で取りやめたため、メンバーの再来日に向け調整を続けてきた。
再訪するのは当時のメダリスト5人ら計10人。26日に歓迎レセプション、27日は合宿の会場となった市民体育館前に建立された記念碑を改めて除幕するほか、学校を訪れ子どもたちと交流する。まつり開催中の東沢バラ公園を散策し、公園内のバラ交流館でトークショーを開く。
29日は、過去の合宿の際に親交を深めた地域住民と再会した後、熊野居合両神社で居合道を体験。7月1日に、現在は競技を引退しダンサーになっているメダリストたちのダンスの公開演技会、市民企画の送別会がある。現役選手1人も来日し、同体育館でトレーニングする。
同体育館での公開演技会には、むらやま新体操教室の子どもたちも出演する。入場料は前売り千円(ガイドブック付き、高校生以下無料、当日1500円)。トークショーのチケットは千円(茶菓子付き、まつり入園料は別)でメダリストたちがブルガリア新体操の魅力や村山の印象、現在の活動などを語る。問い合わせは市生涯学習課0237(55)2111か市観光物産協会0237(53)1351。
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