樹氷を形成するアオモリトドマツ林は枯死被害が甚大で、県は今年3月、官民一体の組織「樹氷復活県民会議」を立ち上げた。稚樹の移植などに費用がかかり、3団体の加盟旅館・施設が観光客らに善意を募った。今回の寄付は5月末までに寄せられた分で、募金活動は今後も継続する。
山形市の平井康博、蔵王温泉の岡崎善七、上山市の五十嵐伸一郎の各会長が県庁を訪れ、吉村美栄子知事に寄付金を手渡した。各会長は「次世代まで受け継いでいく地道な活動が必要。官民の力を合わせて取り組んでいこう」などと述べ、吉村知事が謝意を表した。
|
|