2021年の東京五輪でモルドバのホストタウンだった西川町の月山湖カヌースプリント競技場で17日、カヌー大会「モルドバカップ」が行われた。全国各地から参加した約160人が白熱したレースを繰り広げた。
大会はホストタウン登録を記念した交流事業で2019年から毎年開催している。小学生から一般の部に分かれ、カヤック、カナディアンの2種目で100メートルスプリントのレースで競い合った。在日モルドバ大使館のドゥミトル・ソコラン特命全権大使が見守る中、選手は力強いパドルさばきで艇を進めた。東京五輪カヌースプリント日本代表の宮田悠佑選手と参加者によるハンデ戦レースも行った。
自身もエントリーした河北中2年山口時生さん(14)は「県内の町がホストタウンに登録されたことはすごいこと。良い環境で競技に打ち込めている」と、好成績を目指してレースに向かった。
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