山形市東沢小(横山尚久校長)の5年生25人が20日、学校近くの水田で手作業による稲刈りを体験し、地域の基幹産業の米作りへの理解を深めた。
同校は毎年、社会科と総合的な学習の時間で5年生が稲作を体験している。今年は5月に、4アールの「楽行田(がっこうでん)」にもち米・ヒメノモチの苗を手植えした。
児童は水田を所有する神保重兵衛さん(75)ら地元住民の指導で収穫に挑戦。鎌で丁寧に稲を刈り取り、麻ひもで束にしてくいに掛け、乾燥させるまでの作業を体験した。山田樹君(11)は「順調に育ってうれしい。みんなの食を支える農業の大変さを実感した」と話した。
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