第1試合は羽黒―日大。3年ぶりの決勝進出を目指す羽黒は打線に勢いがあり、全試合で初回に複数得点を上げている。ここまで1年曽我瑠仁を中心に5投手が登板しており、継投で逃げ切りを狙う。日大は2年生野手主体で夏大会を制覇しており、経験豊富で安定感がある。チーム打率は4割2分7厘でトップ。4番の遠藤海星が10打数8安打で打線をけん引する。
第2試合は九里―鶴東。秋季大会初の東北大会出場を目指す九里は好機を逃さない打線の勝負強さが持ち味。主軸に座る今野正就、大堀竜慈がともに打率5割超えで、準々決勝は2人の継投で勝ち抜いた。4年ぶりの頂点を狙う鶴東は攻守に隙がない。エース左腕の桜井椿稀が2試合14回1/3を投げて無失点。チームの安打31本のうち16本が長打と、打線の破壊力も光る。
決勝と3位決定戦は24日にヤマリョースタジアムで行われ、上位3校が10月に秋田県で開催される東北大会の出場権を得る。
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