第76回秋季東北地区高校野球県大会は第7日の23日、中山町のヤマリョースタジアム山形(=県野球場)で準決勝2試合が行われ、日大山形と鶴岡東が決勝に駒を進めた。両校は10月16日に秋田県で開幕する東北大会の出場権を得た。
日大は羽黒との乱打戦を制し、七回コールド勝ちした。初回に5失点したが、5番渡辺拓海の2点本塁打などで三回に逆転。五回には一挙8点を加え、突き放した。鶴東は九里学園に七回コールド勝ちした。先発桜井椿稀が7回を被安打3にまとめ完投した。二回に2本の長打で先制すると、四回に桜井のソロ本塁打で加点。五回に相手の失策に乗じて6点を奪い、大勢を決めた。東北大会出場は日大が3年ぶり29回目、鶴東は5年連続15回目。
大会最終日の24日は同球場で、東北大会出場が懸かる羽黒―九里の3位決定戦と、日大―鶴東の決勝が行われる。
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