「長崎くんち」4年ぶり開催へ コロナやセクハラで中止

4/1 11:21
 2019年に開かれた「長崎くんち」=長崎市の諏訪神社

 長崎市の諏訪神社で江戸初期から続く秋の大祭「長崎くんち」が今秋、4年ぶりに通常開催されることが1日、決まった。新型コロナウイルスの感染が拡大した2020年と21年に続き、昨年は宮司だった男性(故人)のセクハラ疑惑などを理由に「奉納踊り」といった主要な催しを中止していた。

 長崎くんちは例年10月7〜9日に開催。江戸時代初期の1634年に始まったとされ、キリシタン禁制の一環として長崎奉行が奨励した。各地域が7年に1度担う「踊町」が諏訪神社や市内各地で奉納踊りを披露する。

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