ジャニーズ事務所のジャニー喜多川元社長(2019年死去)の性加害問題を巡り、民放連の遠藤龍之介会長は21日の定例記者会見で「今回の事案のような人権侵害は許されない。重大な人権侵害という認識を、民放をはじめとしたメディアが持てなかったのは事実で、反省しなければならない」との見解を示した。
民放では長年、同事務所の所属タレントを起用してきた。「人権に関する認識が不足したまま、何らアクションを起こさず、(事務所側と)ビジネスを続けていた。今後このようなことを繰り返さないようにしないといけない」と述べた。
今後の所属タレント起用については「各社が判断することだ」と述べるにとどめた。
|
|