中国各地で厳格な新型コロナウイルス対策への抗議行動が広がったことを受け、欧米各国や国連は28日、市民に平和的なデモの権利を認めるよう一斉に中国当局に訴えた。デモ参加者に対する過剰な取り締まりへの懸念も広がり、ロックダウン(都市封鎖)を批判する声も相次いだ。一方で中国の張軍国連大使は、自由を優先すれば感染死を覚悟しなければならないと述べ「ゼロコロナ」政策を擁護した。
中国の市民への連帯を示し、言論を封じ込める体制への批判を込めて白い紙を掲げる行動も各国に広がり始めた。
国連のドゥジャリク事務総長報道官は「平和的な集会と結社、デモの権利は重要だ」と語った。
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