【ワシントン共同】米ブルームバーグ通信は28日、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)と中国の外交担当トップ、王毅共産党政治局員が24日に電話会談していたと報じた。関係者の話として伝えた。台湾の蔡英文総統が今週と来週、中米歴訪の際に米国に立ち寄るのを前に意見交換したとみられる。
蔡氏が米国に立ち寄れば中国が反発するのは必至で、サリバン、王両氏には緊張が高まるのを避けるため意思疎通を図る狙いがあるようだ。バイデン大統領が意欲を示す習近平国家主席との電話会談の実施時期も話し合った可能性がある。
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