少女「お母さん、ガザを出たい」 イスラエル攻撃再開で訴え切実

12/2 17:58
 2日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスで、イスラエル軍の攻撃で負傷し治療を待つ子どもら(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】「お母さん、お願い。ガザの外に出たい」。イスラエル軍が攻撃を再開したパレスチナ自治区ガザで、少女が切実に訴えた。待ち望んでいた戦闘休止はたった1週間で終了。再び始まった苛烈な攻撃で行き場を失ったガザの住民が2日までに共同通信の電話取材に応じた。

 「お母さんは戦闘が終わると言った。この爆撃はなんなの。うそつき」。12月1日、隣家が攻撃され、おびえて詰め寄る子どもたち。サリー・サマクさん(40)は言葉に詰まった。

 長女(16)と次女(14)、三女(12)の計3人の子どもと共にガザ北部から中部に避難してきた。11月24〜30日の戦闘休止中は、子どもたちを安心させようと「戦闘は終わって自宅にすぐに戻れる」と言い聞かせてきた。

 だが、休止合意の決裂で期待はもろくも崩れた。「イスラエルの攻撃は今日だけ。今日の攻撃は私たちを怖がらせる心理戦に過ぎない」。サマクさんが答えると、長女は「戦闘は何カ月も続くから、もううそを言わないで」と返した。

記事・写真などの無断転載を禁じます

関連写真

 2日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスで、イスラエル軍の攻撃で負傷し治療を待つ子どもら(ロイター=共同)
写真・画像の無断転載を禁じます。
[PR]
[PR]