ガザ攻撃、南部で強化 死者193人、再退避要求

12/2 21:18
 2日、イスラエル軍の攻撃後、パレスチナ自治区ガザで立ち上る煙(ロイター=共同)

 【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザで戦闘を再開したイスラエル軍は1日夜〜2日、南部ハンユニスへの攻撃を強化した。イスラエルメディアが報じた。軍は既に掌握した北部から南部に地上侵攻を拡大する構えで、住民らに南部ラファなどへさらなる退避を要求。ガザの保健当局は2日、戦闘が1日に再開されて以降の死者は193人になったと発表した。民間人被害の拡大や人道危機の深刻化が懸念される。

 中東の衛星テレビ、アルジャジーラはカタールやエジプト、米国が再び戦闘を休止するための仲介交渉を続けているが、難航していると報じた。

 軍は2日、戦闘再開後にガザ全域で400以上の標的を攻撃し、うち50以上はハンユニスの標的だったと発表した。ハマスは1日、ロケット弾を断続的にイスラエルに発射し、軍が大部分を対空防衛システムで迎撃した。

 国境なき医師団は声明で「無差別攻撃によりガザに安全な場所はない。持続的な停戦を求める」と訴えた。国連パレスチナ難民救済事業機関事務局長も「とても惨めな日々がこれから始まる」とXに投稿した。

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